子どものこと スポーツのこと カラダのこと
お目に留めていただいた皆さま、はじめまして個別指導塾ウチカタデザイン代表の長谷川洋一郎です。日記を書く習慣も、コツコツ何かを成し遂げることもまったく苦手な人間ですが、なぜだかブログをやってみたいという思いだけは10年以上も前から消えずにいました。2年ほど前に大病を患い、そこからまた命を長らえたことで【きたひろしま市おおまがり411番地 路地裏スポーツ研究所 ロボット自主練習コンシェルジュ係】というヘンテコな名前のブログがやっと実現できました。30年以上もの間、現場で子どもたちへスポーツ指導してきた経験と知見が未来を担う子どもやその保護者、現場で汗を流す指導者の方々への参考になれば幸いです。
ロボットコンシェルジュ係…長くて覚えにくいので 『ロボコン』と呼んでください
さてロボコンブログでテーマにしたいことは『育成年代のスポーツ』と『スポーツにおける基礎動作の獲得方法』を主にテニスとバドミントンを題材に書いていこうと思います。もちろんスポーツ種目が違っても、子どもの発育発達に関わることは普遍的なものなので同じだと考えて差し支えありません。
夢があります
練習方法の紹介で使っている『ロボコン』という愛称で呼んでいるマシンはとても高価なものです。しかし北海道という広大な面積と人口密度、これからの人口減少を考えたときに地方都市での活用方法が確立されてくれば『体育館』と『マシン』だけである程度の練習をカバーできるのではないかと考えています。テニスもバドミントンも『相手』が必要なスポーツです。でも練習すべてに相手が必要なのか?というとそうではありません。だから平日はロボコン練習を近くの体育館で取り組んで、週末は中核都市まで出向いてチーム練習やゲーム練習で経験を積む。そんな練習環境も提案できるのではないかという“夢”を見ています。指導者を地方に呼んで定住させたり、地元の人材を育成したりということは現実的ではありません。なぜなら人件費というのがスポーツ普及の最大のボトルネックだからです。
スマホのアプリみたいな手軽さで
うちの娘も使っている学習教材に『スタディサプリ』というアプリ教材があります。これがとても良くできていて、『伝えるプロ』が教えてくれるので非常に完成度が高いです。そこでまずは自分たちの得意分野である『テニス』と『バドミントン』の練習方法を整理したり、開発したりして教材を作っていこうと決めました。それが簡単なものでないことは容易に想像できます。しかし、ひとりでも多くの方々の前向きなお言葉をいただくことができたらフィードバックを重ねて、より良い双方向の練習教材が出来上がってくるのではないかと。もし私たちが完成させることができなくても、その思いを誰かが引き継いでくれたら完成に近づいていけるのではないだろうか
…そんな夢を見てロボコンは北広島から始まります。
皆さまからのお困り事を大募集です
題材や困り事もどんどんご質問いただければ回答させていただきます。100%すべてにお答えします!と言い切れないのが辛いところですが、皆様のお役に立てそうなご質問には全力でお答えさせていただきます。テーマもご案内させていただくので質問の参考にしてみてください。分かりにくい言葉があったり、一般的な使われ方と違った用法もあったりするのですが、そういったものも含めて整理整頓して発信できたらなと考えています。
すべての先人たちへの謝意
発信することすべてが私の確立した理論やエビデンスではありません。出典を失念してしまったものもあり、すべてに先人達への礼を尽くすことはできませんが、研究や実績、データを公開していただいたすべての方々への謝意を忘れずにブログを書き進めていきたいと思います。
[発信予定のテーマたち] *順不同
【ヒトの行動を支配するもの】
○人類の進化とヒトの成長、動作習得のプロセスの類似性
○大脳新皮質と辺縁系
○意識と無意識
○感情と情動
○本能と理性
○自然と不自然
○意識の野生化
○外的フォーカスと内的フォーカス
【強くなるための絶対条件】
○圧倒的なフィジカル=ムーブメントスキルの習得
(筋トレとは違うフィジカルの必要条件)
○トレーニングは1/3の法則を守るべし
(「challenge」「compete」「control」の3つの”C”のバランスが必須)
○メンタルに頼らないテニス脳
(本能の抑制と理性の野生化)
○本当に正しい準備状態の獲得
(「1つの目・虫の目」「2つの目・鳥の目」「3つの目・天の目」)
【戦略と戦術・展開の理解】
○ポジショニングとアンカリングの関係性
○伝説のスナイパー『ゴルゴ13』や『バカボンド』の振る舞いに学べ!
○ポジショニングの理解
(対角線の法則) (フォロー・ザ・ボール) (チェンジ・ディレクション)
○エリアの理解
「ディフェンス」「アタック」「フィニッシュ」
○ゾーンの理解
ゾーン1・ゾーン2・ゾーン3・ゾーン4・ゾーン5
○具体的な戦術
CCZの確立
small-V
big-V
WTA
ball-3
センターTとワイドの理解
No repeat & repeat
Slowdown
ショートポイント
ゾーン4の積極的活用
【ムーブメントスキルという視点】
○サービスのムーブメントスキル分析と習得プログラム
○リターンにおけるムーブメントスキル分析と習得プログラム
○ストローク動作におけるトリプルエクステンション
○エリア別フットワークの理解と習得、そして野生化
(ディフェンスエリア7パターン)
(アタックエリア6パターン)
(フィニッシュエリア3パターン)
【フィジカル】
○フィジカルアクティベート
○サービスの3つの局面別スキルトレーニング
(荷重配分→動作方向→空中バランス→着地バランス)
【ルールで決められたテニスコートという視点】
○zeroアングル(0度)*シングルス
○最短距離に最速ボール
○4つの弾道
○ミッドコートを支配したい
【時間という視点】
○ボールの滞在時間に着目しよう
○フィニッシュへ向けた時間の奪い合いと無力化
【ダブルスのお作法】
○いくつかの約束事
○陣形の理解
○クロス展開における相対的なダウン・ザ・ラインとクロスのコースの理解
○zeroアングルの考え方と使い方
○ペアリングの誤解とカバーリングの法則
【ネットプレーの基礎】
○トップスピンロブを封じなきゃいけない理由
○じゃないボレー
○ネットプレーは1ショットで決める
○ネットプレーの優位性
○スマッシュの意味
○ローボレーよりもハーフボレーを(面を上に向けさせたら有利になる)
【フットワーク総論】
○なんで”足が動かない”のだろうか?
○ニワトリとたまごの関係性
【フットワーク各論】
〈スタンス〉
スクエア
オープン
クローズ
セミオープン
スライスクローズ
フットアップ・フットバック(サービス時)
〈フットワーク〉 *全てはローディングスキル
【ムーブメントスキル5種】
準備局面の絶対感覚(レディーポジション)
スプリットステップ(抜重)
ローディング(ヒップロック)
アクティブアングル・ネガティブアングル
ワイドスタンス
【ステップスキル17種】
ランニングステップ・ランステップ
ダブルリズム(サイドステップ)
クロスステップ
クロスオーバーステップ
パワーステップ(st)
パワーステップ(vo)
守備的スイッチフット(Def)
攻撃的スイッチフット(Att)
シャッフルステップ(in side out)
守備Sモーグルステップ(Side Def)
攻撃Dモーグルステップ(Diagonal Att)
スクワッティング
ダイビングステップ
ジャンピングステップ2種(右着地・左着地)
ステップイン
ステップアウト
【ムーブメントスキルの類似性と特異性】
テニス・バドミントン・ゴルフ・ランニング・野球・サッカー